新潟県の新津といえば『鉄道のまち』。
日本海側の鉄道網の要として機能し、鉄道の発展と共に大きくなった鉄道愛好家にはおなじみのようです。
大正期には日本海側を縦貫する鉄道の要地として発展していたようです。
最盛期には東海道本線の要地である米原(まいばら)にちなんで『西の米原、東の新津』といわれており、「新津に住む4人に1人は鉄道関係者」といわれるほどだったそう。
新津鉄道資料館は『鉄道文化の発信拠点』として1983年に開館、場所や展示物を変えながら40年以上鉄道文化伝えてきています。

屋内展示
新津鉄道資料館の展示は1階と2階に分かれています。
1階展示
1階は常設展示になっています。
『鉄道のまち』として栄えた新津の歴史と文化を展示しています。

▼当時の券売機

昔懐かしい気がすれどもとても新鮮な展示
▼鉄道についての解説

『鉄道とは?』以外にも『ディーゼルの仕組み』や『電車の仕組み』など、基礎知識から丁寧に解説されています。
鉄道に詳しくないお父さんやお母さんにもとても親切ですね。

ライトのあたり加減なのか、展示の中で一番映えていました。
2階展示
2階は主に企画展示やイベントスペースとなっています。
▼ジオラマの展示

こういうのにワクワクします。
▼別の部屋での企画展示

期間ごとでイベントを開催しているようです。
訪れた時には新潟趣味鉄振興会によるNゲージの鉄道模型走行会が行われていました。

屋外展示
実物展示として「200系新幹線 K47編成先頭車両」と「C57形蒸気機関車19号機」が屋外展示されています。

C57形の内部も見ることができます。

電車運転シミュレーター
新津鉄道資料館で一番の盛り上がりを見せていたのは1階に設置されている「電車運転シミュレーター」。
親子連れでにぎわっており、行列ができていました。
1回100円で体験できて、子供も喜んでくれるならたしかにお得かも。

グッズ販売
受付横のスペースに省スペースですが、グッズ販売が行われています。
鉄道や電車をあしらったグッズが揃えられているので訪れた記念にちょうどよさそうです。

ちなみにグッズではないですが、こちらの受付ではマンホールカードを配布していました。
訪れた記念にいただくのもよいですね。

所要時間
所要時間は45分くらいでした。
シミュレーター体験をしていないので、体験をされる場合は60分程度時間を見ておいた方が良いと思います。
アクセス・基本情報
▼アクセス
【車】
新津鉄道資料館前の駐車場に停車(無料)
住所:新潟県新潟市秋葉区新津東町2-5-6
【徒歩】
新津駅(東口)から徒歩約30分。
【バス】
新津駅(東口)より約5分
①「[S94]沢海・横越経由新潟駅・万代シテイ」行き・・・「新津工業高校前バス停」下車
②「[SK1]京ヶ瀬営業所」行き・・・「新津工業高校前バス停」下車
③「下新」行き・・・「新津工業高校前バス停」または「第五中学校前」バス停下車
▼基本情報
住所 | 新潟県新潟市秋葉区新津東町2-5-6 |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は16:30) |
休館日 | ・火曜日(祝日の場合は翌日休館) ・年末年始(12月28日〜1月3日) |
URL | https://www.ncnrm.com/ |
おわりに
新津鉄道資料館には昔懐かしい展示や体験型の展示があり、大人から子供まで幅広い層が楽しめる施設です。
新潟観光の候補の1つとしていかがでしょうか?
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