福井県勝山市。
『恐竜のまち』として知られるこの場所に、世間にはあまり知られていない観光スポットがある。
それが今回紹介する清大寺の『越前大仏』です。
大仏の大きさもさることながら、異世界に迷い込んだと錯覚させる大仏殿内部は一見の価値ありです。
越前大仏とは
越前大仏は大師山清大寺に鎮座している大仏で、
像高が17mあり、これはあの奈良の大仏を超えて坐像の中で日本一の高さを誇る大仏です。
(奈良の大仏の像高:14.98m)
実はこの清大寺、1987年に地元の実業家によって建立された寺院で東京ドーム5つ分の広さがあるそう。
(総工費は約380億円。すべて私財で行ったというからすごい)
2002年には宗教法人として認められています。
▼奈良の大仏についてはこちらから
清大寺を歩く
とにかくスケールが桁違いの清大寺。一度は見てみたいと思い行ってきました。
入口~大仏殿前
朝の8時半。
駐車場に車を停めて清大寺入り口までの通路を進みます。

受付を済ませて最初に見えるのが大門。ここから規模が違います。
奥に見えるのは中門です。仁王像もいます。


さらに奥に進むと今回のメイン 大仏殿が見えてきます。

高さ52mの大仏殿は、ディズニーランドのシンデレラ城を超える高さです。
(シンデレラ城高さ:約51m)
大仏殿
大仏殿に入ると早速お出向かしてくれるのが、像高日本一の大仏 越前大仏です。

圧巻のたたずまいです。
実は今回私が一番目を引いたのは越前大仏ではなく、大仏殿の3面を囲む1,281体の小仏群!

その圧巻の景色に、まるで異世界へ迷い込んだような錯覚を覚えました。


実は来訪者のほとんどがカップルでした。写真映えして良い雰囲気ですからね。
とても見どころの多い大仏殿。
見ているだけでも時間が過ぎていきます。
五重塔
実は清大寺、日本一の高さを誇るのは越前大仏だけではないんです。
もう1つ日本一を誇るのがこの『五重塔』。75mの高さを誇ります。

内部の各階には数多くの大仏が安置されています。
4階まではエレベーターで上がることができますので、安心してください。


九龍壁・日本庭園
五重塔の少し下った場所に九龍壁があります。
中国政府にお願いして、中国北京北海公園の九龍壁と同じ瑠璃瓦を制作してもらったそう。
日本庭園は回遊式の庭園です。


所要時間
すべて回っても所要時間は45分程度です。
アクセス・基本情報
▼アクセス
【車】
清大寺前の無料駐車場に駐車。
駐車可能台数:400台
住所:福井県勝山市片瀬50-1-1
【電車】
えちぜん鉄道福井駅に乗り勝山駅で下車。
タクシーかコミュニティーバスで清大寺へ。
【バス】
えちぜん鉄道勝山駅から出るコミュニティーバス(平泉寺・猪野瀬便)を利用。
越前大仏前下車。
▼基本情報
住所 | 福井県勝山市片瀬50-1-1 |
開館日 | 8:00~17:00 |
休館日 | 無休 |
拝観料 | 大人500円/小人(小・中・高校生)300円 |
URL | http://etizendaibutsu.com/index.html |
おわりに
勝山市で有名な観光地 福井県立恐竜博物館から車で10分ほどの距離にある清大寺。
人が少ない今がゆっくり見て回れる絶好の機会ですので、立ち寄ってみてはいかがですか?
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